建築家・ルートガー・デデリッヒ教授来日!
本日から、ロッテンブルク林業大学のルートガー・デデリッヒ教授(通訳の辻さんにルドガーさんよりこっちの方が読み方が近いよとのこと)が来日されました。
フィンエアで来られたのですが、ヘルシンキの乗り換えの際、雪で2時間程度遅れて到着。
セントレアから岐阜県庁へ直行し、林政次長と岐阜県の木材関連の補助事業についてなどの意見交換をしました。ドイツでは木材補助金などなく、どんどん利用を増やしているとのこと。これからの3日間の中でいろいろ吸収したい内容があります。
時間がないためお昼は県庁の社員食堂へ。日本が初めてのデデリッヒ教授。箸が使えません。フォークとナイフで定食を食べ、夜の懇親会の宿題に。
そのあと、是非にということでメディアコスモスによってアカデミーへ。
ドイツのDETAILという雑誌で、大きく取り上げられていてぜひ寄贈したいとのこと。私も一冊いただきましたが、非常に詳細に記事が書かれています。
さて、1時間遅れで、デデリッヒ教授の講義。
フライト中もドイツ語から英語にPPTを直されていたとのことで、睡眠不足のなか、90分も講義いただきました。
特に印象に残った言葉が、「木のポテンシャルを意識するのが大切」ということ。様々な事例をもとに、木造の良さをいただきました。相変わらず、ドイツの物事の考え方の合理性は納得させられるものがあります。ここに日本の文化的な考え方を入れて材によってうまく仕分けられると。。。など、いろいろな気づきのある有意義な時間でした。
学生からも質問があり、材のリユースの話、木造が増えている理由など、なるほどという説明。納得です。
詳しい話は、13日の日独木造建築シンポジウムで触れたいと思います。
詳しい話は、13日の日独木造建築シンポジウムで触れたいと思います。
夕食は、学生が作ったちらし寿司、野菜の浅漬、サラダ、焼き鳥風炒め物など、ゆっくりといただきました。
明日からは、岐阜県の東濃地域を案内して、日本の木造の最前線を見ていただきます。
13日の日独木造建築シンポジウム、楽しみにしてください。申し込みまだの方は申し込みをお願いします。准教授 辻充孝