エンジニア科1年「林業の道具」終了
4月12日に始まったエンジニア科1年「林業の道具」が無事終了しました。
「林業の道具」は、エンジニア科1年生が最初に学ぶ技術系科目。全4日間の日程のなかで、基本装備の取り扱い、ロープワーク、刃物の研ぎなどを学びました。
ロープワークの授業では、様々な結びを覚えるほか、ブリ縄による木登りも体験しました。実際にやってみると登るより、降りる方に苦労することがわかります。
刃物の研ぎの授業では、学校の下刈鎌や、購入したばかりのナタを研ぎました。手元がぶれたり、角度がまちまちだったりで、果たして研いだのか?鈍らせたのか? それでも、刃物が研げる仕組みは、しっかり理解してくれたはずです。
刃物の研ぎは、その良し悪しが即、現場作業に反省される大事な技術です。しっかりマスターしておきましょう。
もちろん、この授業は、体験だけでは有りません。習ったことを理解しているか、実技習得しているか、しっかり効果測定も行います。
その他、ナタやヘルメット等様々な装備を装着し演習林を歩く、林内で自分の位置を把握する、道なき林内を自分でルートを選んで登る等々、一つ一つの体験が彼らの今後につながることを願います。
以上、報告は担当の伊佐治でした。