幅広い分野と人的ネットワークの構築
森と木をキーワードにつながる他校にない幅広い分野とネットワーク
本学には林業、森林環境教育、木造建築、木工という森林にかかわる4つの分野があります。川上から川下までつながっている学校は、全国でも他にありません。
森から木へ、さらに人の暮らしへと続く流れの中で学ぶからこそ、深く理解できることがあります。
エンジニア科とクリエーター科が集まる「森林文化」
本学の特徴的な授業に「森林文化」があります。
エンジニア科、クリエーター科が一堂に会し、各分野の専門家からの講演やディスカッションを行います。
2024年度 | |
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木戸口武夫 氏(製炭師・現代の名工) | |
古川泰司 氏(アトリエフルカワ一級建築士事務所) | 「森と建築をいっしょに考える時に建築に何ができるか?」 |
山本福壽 氏 | |
佐藤留美 氏(グリーンコネクション東京) | 「森林と都市をつなぐ新たな可能性(仮)」 |
2023年度 | |
斎藤政喜 氏 | 「旅・歩」 |
岩崎駿介 氏(国際市民活動家、都市デザインナー、建築家) | 「いま迫りくる地球危機を前にして」 |
竹川将樹 氏(ふもとっぱら) | 「林業×森林空間」 |
鹿熊勤 氏(アウトドアライター) | |
2022年度 | |
甲斐原さなえ 氏(一般社団法人ネイチャーホスピタリティ協会 松本支部長) | 「森林セラピー紹介・中部山岳国立公園の森林資源活用」 |
三浦秀一 氏(東北芸術工科大学 教授) | 「カーボンニュートラルに向けてできること」 |
大住克博 氏(元鳥取大学農学部教授、大阪市立自然史博物館外来研究員) | 「森林と人との関わり合いなど」 |
吉野崇裕 氏(木工家) | |
2022年度 森林文化 森林文化アカデミー20周年 特別講座 | |
涌井史郎 (岐阜県立森林文化アカデミー学長) | 「自然資本の活用とその持続可能性 ~これからの林業のあり方と森林文化~」 |
赤石大輔 氏(京都大学フィールド科学教育センター 特定助教) | 「地域資源を活かした里山里海の利用と保全」 |
馬場 清 氏(東京おもちゃ美術館副館長/特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会事務局長) | 「ウッドスタートで地域を元気にする ~東京おもちゃ美術館の木育事業~」 |
古川 泰司 氏 (アトリエフルカワ一級建築士事務所 代表) | 「森とつくる いっしょにつくる」 |
原 薫 氏(株式会社 柳沢林業 代表取締役、一般社団法人 ソマミチ 代表理事) | 「見つけた!“新”林業 〜株式会社「柳沢林業」代表取締役 原薫さんに聴く〜」 |
只木 良也 氏(名古屋大学名誉教授、京都府立林業大学校名誉校長、国民森林会議顧問) | 「森林が育てる文化」 |
井出 雄二 氏(東京大学名誉教授) | 「人為と森林-人間活動はどのように樹木や森林を改変したか-」 |
西川 栄明 氏(編集者、木工ライター、椅子研究者) | 「木と森と人とのつながり ~木の文化、木工、木育などを例にしながら~」 |
金野 幸雄 氏(国土計画家・コンセプター) | 「美しい国土づくりと地方創生」 |
学生や教員が主体的に行う様々な活動
毎朝行うクロッキー教室や自然を観察する会、グリーンウッドワーク部など学生や教員が主体的に様々な活動を行っています。
地域とつながる市町村連携
岐阜県は豊富な森林資源を生かした林業が盛んなことに加え、飛騨の匠の歴史が示す通り、木材利用の面でも優れた産業があります。
県内市町村との連携協定を結んでおり、地域のさまざまな産業とのつながりも、岐阜県ならではです。
社会とつながる企業連携
企業からの受託研究やさまざまな団体のセミナー、教員研究での企業連携など、岐阜県内外の企業と連携しています。学生も主体的に参加したり、サポートに入ったりとつながりを得ています。
教育機関とつながる教育連携
全国の林業学校や県内高等教育機関と連携して学びを深めています。単位互換や、お互いに切磋琢磨する合同授業など様々な取り組みを行っています。
始点を広げる卒業生連携
卒業生と連携し研究や活動を行っています。