住友理工株式会社 受託研究

住友理工株式会社は、三重県四日市市で1929年12月に創業し、1954年の自動車用防振ゴム事業への参入を経て、日本のモータリゼーションとともに成長・発展を遂げてきました。現在、世界23ヶ国84社で事業を展開しています。

路面やエンジンからの振動を抑制・制御する自動車用防振ゴムは世界シェアトップ(2023年世界シェア28%)であり、ゴムや樹脂の材料配合技術を強みとした自動車用ホースは世界シェアトップクラス(2023年世界シェア19%。国内シェアトップ)を誇ります。

「自動車(モビリティ)」に加え、「インフラ・住環境」「エレクトロニクス」「ヘルスケア」のフィールドでも、安全・安心・快適で環境にやさしい社会づくりに貢献する様々な製品を作っています。

 

自動車防振技術などで培った技術をベースにして、特殊粘弾性ゴムを利用した「木造住宅用制震システム」に関して森林文化アカデミーとともに研究をしています。

 

 

◆2021年度

【論文】

WCTE 2021(World Conference on Timber Engineering、チリ)で研究成果の発表を行いました。コロナ禍のため学生とともにオンライン参加をしました。

 

・Toyoshige Morimoto, Katsuhiko Kohara, Ludger Dederich, Masaomi Ono, Daigo Adachi and  Tomokazu Takada:”Analytical Study on the Effect of Visco-Elastic Structural Control Dampers on Multiple Earthquakes” , World Conference on Timber Engineering, 2021

 

 

◆2020年度

【論文】

日本建築学会で研究成果の発表を行いました。

 

・小原、安達、小野、高田:木質構造設計システムの構築に関する基礎的研究 その20.制振壁の解析モデル検討(検討計画)、日本建築学会大会、2020年

 

・安達、小野、高田、小原:木質構造設計システムの構築に関する基礎的研究 その21.制振壁の解析モデル検討(検討結果)、日本建築学会大会、2020年

 

 

◆2019年度

【論文】

SHATiS 2019(International Conference on Structural Health Assessment of Timber Structures、ギマランイス)で研究成果の発表を行いました。学生とともに参加をしました。

 

・Katsuhiko Kohara, Shin Sakata, Ludger Dederich, Masaomi Ono, Yosuke Kawabata, Tomokazu Takada and Takeshi Nomura:” Development of Visco-Erastic Damper for Retrofitting in the Timber Building” , 5th International Conference on Structural Health Assessment of Timber Structures, 2019

 

 

◆2018年度

【論文】

WCTE 2018(World Conference on Timber Engineering、韓国)で研究成果の発表を行いました。学生とともに参加をしました。

 

・Katsuhiko Kohara, Shin Sakata, Kaoru Yasui, Yosuke Kawabata, Tomokazu Takada and Takeshi Nomura:”A Study on Development of Visco-Elastic Structural Control Dampers for Wood Frame Construction” , World Conference on Timber Engineering, 2018