いざ大工合宿!番付と墨付けの作業から(自力建設2023 ほとりの櫓)
積み込んだ部材を持って大工合宿に行きました!
大工合宿では、最初の2日間はクリエーター科だけで番付と墨付けを行い、残りの日はエンジニア科の皆さんと一緒に材の加工をします。
そのため、私たちクリエーター科が最初にやった作業は、部材をどこへ配置するのかを決める「番付」という作業でした!
番付は、材の背割れや節を見て、いかに綺麗な材面がよく見えるように配置するかを考えなくてはならないので、慣れない間は一本の材を番付するのにそこそこの時間がかかってしまいました…。
「い一」「は三」などの印をつけることで図面を見た時にその材がどの軸の通りにある材なのかがわかるようになります。
番付が終わると次は、材を加工する箇所に印をつける「墨付け」という作業をしました!
墨付けをするクリエーター科
道具の使い方が悪くて線がズレたり、完璧でない図面を見てどのように墨を付ければいいのかを考えたり、墨付けは本当に難しい作業でした…。
しかし、墨付けを間違ってしまうと、刻みも間違ったものになってしまうため、慎重に墨を付け、できる限り正確にしようと頑張りました!
結果、墨付けにかなりの時間がかかってしまい、刻みの日もクリエーター科は墨付けをすることになる日もありましたが、とても良い経験になりました!
木造建築専攻1年 山下輝
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