第23回入学式が行われました
晴れ渡る晴天のもと、森と木のプロフェッショナルになるために熱い志を持った新入生が全国から集まり、厳かに式典が挙行されました。
本年度は、森と木のエンジニア科19名、森と木のクリエーター科22名、計41名を新入生として迎えることになりました。
新入生を迎える入学式は、新型コロナウイルス感染症の影響も落ち着きをみせ、社会全体が前進しようと動き始めた中で、本学を支援して頂いている多くのご来賓をお招きし、晴れがましく、又にぎにぎしく行われました。
式辞を述べる涌井学長
涌井学長からは式辞の中で、「諸君らは、本学の学びを通じ、先ずは林業を経営的に魅力あるものとし、次いでありとあらゆる知恵を動員し多面的公益性を経済価値化する方向を目指し、様々な森林に関係する多様な知識を得つつ、森林を科学史、技能・技術の体得を磨き、新たな森林や森林資源の魅力を磨き上げ経済価値化することにも努力を傾注してください。
以上の意味から、森と木のクリエーター科と森と木のエンジニア科の2学科それぞれに与えられた2年間は、諸君自身の自己実現の為のみならず、多くの課題を抱えた世界や我国の森林・林業の現場にとっても重要な学びであり、そうした学びに勤しむ誇りをもたらす理解と自覚を深めて頂ければと、改めて期待したい」と励ましのお話がありました。
新入生代表として新入生のことばを述べる山下さん
新入生代表で森と木のクリエーター科の山下修平さんは、「国土の3分の2が森林である日本において、森林と人々の生活は切っても切れない関係にあります。近年では、里山の再生事業、自然教育、大規模建築物への木材利用の法整備等、様々な動きがみられ、人々の関心も高まっているものと思います。しかし、林業事業者の減少や、建築の国産材の使用率の低さなど、課題も多くあります。そのような課題を一つでも解消し、これからの私たちの生活と自然環境とのかかわりの橋渡しができるような人材となるべく、勉学に励みたい」と決意を述べました。
その後、今回お招きした知事(林政部長代読)、地元県議会議員の佐藤県議、地元美濃市の武藤市長に挨拶と祝辞をいただき、教職員との記念撮影を行い無事入学式を終了しました。
第23期森と木のエンジニア科19名と教職員
第23期森と木のクリエーター科22名と教職員
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!
事務局 井戸