出前授業の実践:林業インタープリテーション
アカデミーのエンジニア科では「現場技術者」としての人材を育成することを目指しています
これからの森林技術者は、施業技術を身に着けるだけでなく「人前で話し伝えるスキル」も必要とされてきます
そこで、森と木のエンジニア科2年生の科目として
小学校や中学校を対象に「林業のコト」「森林のコト」を体験的に学んでもらう為の出前授業を実施しています。
そんな出前授業の様子をご紹介
先方からの要望を受けて
学生たちでテーマ設定をしながらプログラム作りを行いました
準備段階では学生から「まぁ大丈夫でしょう」という声が聞こえるものの
練習をしてみると・・・、
前日になると・・・・・、いざ本番が近づいてくると徐々に不安が増してきます。
当日には子供が予定時刻の30分早く到着し、繰り上げスタートになるなどイレギュラーなこともありましたが
あっという間の出前授業が終わり
学生に感想を聞いてみると
「子どもの笑顔が見れて嬉しかった」
「思った以上に盛り上がってくれた」
「不安だったけどやって良かった」など前向きな声ばかりでした
専門的なことを学んでいる学生が
・子どもに分かりやすく伝える
・怪我無く安全に、ただし楽しく
・効果的に伝える為に〇〇を使って
など普段とは違った切り口でアウトプットするのは非常に大変だったと思いますが
怪我も無く、子どもや学校の先生にも楽しんでもらえる時間となりました!
そして、別日程で実施した中学校向けのプログラムでは・・・
こちらも直前まで頭を悩ませながらも、当日は子どもたちには好評の体験でした。当日まで上手く伝えられるのか不安そうでしたが、本当に頑張ってプログラム作りと安全管理・運営に励んでくれました。
この経験を活かして、どんどん森の事を丁寧に伝えられる林業関係者になってくれればと思います!
報告:新津裕(ユタ)