大工合宿 仮組み編(自力建設2022「丁稚基地」)
墨付けと刻みが終わり今日はいよいよ仮組みだ!
仮組みとは予定地の基礎の上で組む前に合うかどうかを確認し、調整すること。
まず、土台の位置を墨で床に記します。この墨に合わせて土台を組んで行きます。
柱勝ち(柱のアリに土台のオスが入ること)の部分があったので、同時に柱も組んで行きます。
順調に組み進めていましたが、問題発生です。
なんと柱が一本足りません!
作業を中断し急いで作製です。
予備の部材を用意していたので作製出来ました。
部材があれば、柱を差し込む作業はスイスイ進みました。
土台と柱が組み終わると次は梁です。
梁は柱のように組めず、ピッタリ合うまで組んでは外して調整を繰り返しました。
修正があれば全員で一気にやります。
食べ物を見つけたアリのようです。
無事に一日で組むことが出来て一安心です。ですが、基礎の上で組み上がるか心配です。気を緩めずに次は基礎を作って行きます。
大工さん、一から教えて頂きありがとうございました。
今回の大工合宿はエンジニア科の学生が大活躍!!ありがとう!!
多くの人の協力があって建物が建つことを再確認しました。 携わった人が「協力して良かった」と思える建物にしたいと思います。
クリエーター科1年 木造建築専攻
坂本 一哲