【手計算で挑戦!】 木造の許容応力度計算
木造建築の新しいかたち(その189)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「木造建築の許容応力度計算演習」を開催しました。この一連の研修は全5回となっていて、モデルプランに基づいて構造計算をひととおり実施する研修となっています。
第3回は『水平構面について』研修しました。水平構面検討時のモデル化の概要説明を行い、水平構面検討までをひととおり手計算で演習しました。水平構面については、普段実施している通常の仕様規定での検討はなされていないことが多いため、参加者の方々も少し理解することが難しいところもあったことと思います。
また、『柱の長期軸力について』、『柱頭・柱脚接合部について』研修しました。柱頭柱脚接合部の検討では、普段実施しているN値計算との違いを確認しながら、熱心に研修に参加していました。柱頭柱脚接合部の検討では、N値計算と比べると、許容応力度計算ではちょっとお得になることもあります。
・・・ちょっとお得なことについては、ブログでは書かずに秘密です・・・、是非 研修に参加してお得情報を入手してください。
教授 小原 勝彦