敷地測量(自力建設2022)
木造建築専攻1年生の皆さんがいま最も頭を使っているのが今年の自力建設「木造建築倉庫(仮)」(のはず!!)
今年は、高低差を活かした地空楼の増改築。
しかも近くには林業機械学習棟や、植林された桜やクヌギなどもあります。
計画を詰めていくには現地の状況を正確に把握する必要があります。
そこで、光波を使った測量機器のトータルステーションを使用して、現地を測量していきます。
トータルステーションの使い方はコツがわかればスムーズに距離は角度、高低差等を計っていけます。
計測したいポイントに測量用のプリズムを立て、それを狙って光波で計測します。
つまり、プリズムが視認できれば計測できるというものです。
ときには、葉っぱが邪魔して計測できない場面もありますが、みんなで邪魔な葉っぱや枝を持ち上げて計測していきます。
1時間半ほどで50ポイント強計測できました。初めて使ったにしてはかなりいいペースです。
あとはこのデータをCADに落とし込んで敷地図を書いていけば、正確な敷地図の完成です。
これで、ようやく自力建設計画のスタート地点。
これからが設計の面白いところですね。
教授 辻充孝