20周年記念講座第2回「ウッドスタートで地域を元気にする ~東京おもちゃ美術館の木育事業~」
先の土曜日に東京おもちゃ美術館副館長の馬場 清氏を迎え、20周年記念講座の第2回を開催しました。
(20周年記念講座について詳しくはこちらをご覧ください)
今回は、森林・木材産業の川上から川下までをつなぐアプローチとして、いま注目を集めている「木育」にフォーカスした内容です。現在、日本各地の自治体と連携して地域材の誕生祝品を作ったり、木のおもちゃを主にした姉妹おもちゃ美術館の設立をしている東京おもちゃ美術館の木育事業の事例についてお話を聞きました。
https://youtu.be/6YPyT_gtqaM
この講義の様子は録画した内容を、8月いっぱいの期間限定でYouTube配信します。
馬場さんの講義は「木育とは」という視点の説明から始まり、なぜ東京新宿区の森も山も無い場所にある東京おもちゃ美術館が木育事業に取り組むことになったのか?
どのような社会的なニーズが木育にはあるのか?
木育の活動に実効性を持たせ、事業を立ち上げ、広めるために、どのような仕掛けを考えたのか?
その成果と課題について・・等々、多岐にわたる話題について、活動の当事者の目線から熱く語って頂きました。今後、新しい活動やつながりを活かした仕組み作りを考えている学生達には参考になったと思います。
次回は木造建築専攻がホストで8月24日(火)に開催の予定です。※この会は一般公開はありません