【Web活】手計算で挑戦! 木造の許容応力度計算
木造建築の新しいかたち(その166)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「木造建築の許容応力度計算演習」を開催しました。この一連の研修は全5回となっていて、モデルプランに基づいて構造計算をひととおり実施する研修となっています。コロナ禍のため、Web活の一つとして参加者の皆さんが仕事の合間に「ひと勉強」としてできるように、オンデマンド視聴型の研修によって開催しています。
第1回は『荷重・外力について』開催しました。建物の重量、積載される重量、積雪荷重、風圧力や地震力など、木造住宅を設計する通常の仕様規定の簡易構造検討では計算しない「荷重」や「外力」について、手計算していただきました。建物にかかる力の大きさについて建築実務者の皆さんも理解していただけるように研修をしました。
全編Web研修を初めて主催するため不慣れな点もありますが、徐々に研修を滞りなく実施していきたいと考えています。参加者の皆様には御不便をおかけいたしますが、今後とも宜しくお願い致します。
教授 小原 勝彦