【夜活】手計算で挑戦! 木造の許容応力度計算
木造建築の新しいかたち(その157)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「木造建築の許容応力度計算演習」を開催しました。この一連の研修は全9回となっていて、モデルプランに基づいて構造計算をひととおり実施する研修となっています。夜活の一つとして、仕事帰りに「ひと勉強」、各回18:00~21:00に開催しています。
第5回は『柱の長期軸力の算定』および『柱頭柱脚接合部の検定』について開催しました。柱の荷重負担面積を考慮し柱にかかる長期軸力の計算、柱の短期軸力の計算をして柱頭柱脚接合部の検定について研修しました。
演習を手計算によりおこない、限定された時間の中で皆さん計算しています。柱の配置や横架材の配置によって荷重の流れが変わり柱の荷重負担が大きく変わることなどを感覚的にも、もちろん定量的にも参加者の皆さんがつかめたことと思います。
教授 小原 勝彦