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2016年09月04日(日)

木育実践の駆け込み寺として

「木育指導者セミナー~木工をベースとしたフォローアップ研修~」全4回がスタートしました。

この研修は、実践でぶつかった問題を体験的に課題解決に向かう研修です。

遠くは鳥取県倉吉市・石川県金沢市・愛知県大口町・地元岐阜県から、教材持参で参加下さいました。

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箱椅子・トレイ・ストラップ・箸・スプーン・・・1つの園の4年間の実践成果の1部です。

 

今回は、現場で実践されている方と共にフォローアッププログラムの構築のための協同研修という初の試みであります。

 

皆さんから、

「実践する中で課題も出てきて、園内での勉強会では限界があり・・・

そんなタイミングでの駆け込み寺でした。」

との意見を頂きました。

 

今回は概論として、松井が日々研究実践して来た情報の共有からはじめました。2013年に保育者向けに出版した幼児の心とからだを育むはじめての木育」には書けなかった最新情報です。

〇レッジョ・エミリア・アプローチとの親和性

〇シュタイナー教育

〇日本の今日的な課題である心とからだのリアリティーの喪失

特に重力を意識化できないこと

など

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そして「テーマ設定ワールドカフェ」を実施し、残り3回のテーマを設定していきます。

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実践して「困った!」を共有

 

持参して頂いた教材の数々が一堂に会しました。

受けた研修は同じでも、地域性や保育環境の違いにより、教材の活用の仕方が多様で驚かされます。

また、「園でつかう箱椅子」のクオリティも園ごとに差がでていることを実感できました。

 

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スプーンや箸に力を入れる園

 

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園舎建て替えで出た端材を生かしペンダントをつくる園

 

次回は11月。ローリス・マラグッツィの言う「空間は第3の教育者である」をテーマとする予定です。

研修主任:松井勅尚