【夜活】手計算で挑戦! 木造の許容応力度計算
木造建築の新しいかたち(その153)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「木造建築の許容応力度計算演習」を開催しました。この一連の研修は全9回となっていて、モデルプランに基づいて構造計算をひととおり実施する研修となっています。夜活の一つとして、仕事帰りに「ひと勉強」、各回18:00~21:00に開催しています。
第4回は『水平構面の地震力、風圧力に対する検定』について開催しました。水平構面の剛性と許容せん断耐力の計算、水平構面の地震力、風圧力に対する検定について研修しました。一般的に2階建て以下の木造住宅の仕様規定の設計ルートでは検討していない水平構面の構造検討について実施しました。
演習を手計算によりおこない、限定された時間の中で計算量が多いので皆さん必死に計算しています。仕様規定では考慮しない構造的ポイントを感覚的に、もちろん定量的にもつかめたのではないでしょうか。
教授 小原 勝彦