長野林大との合同授業『高性能林業機械操作基礎』 1班は中津川でハーベスタ
長野県立林業大学校2年生と本学エンジニア科林業コース2年生+クリエーター科林業2年生の合同授業が始まりました。内容は、高性能林業機械の操作実習です。
機械と講習は、建設機械・林業機械レンタルのヨシカワさんにお世話になっています。全員で30人ほどになるので、3班に分けての実習です。一つの班は中津川市のヨシカワ中津川営業所でハーベスタ、残りの二班はアカデミーの演習林と構内でスイングヤーダ、林内作業車、グラップルです。ここでは、初日の中津川班について簡単に報告します。
まず、機械の基本的な構造を倣った後、順に1人10分くらいずつハーベスタの操作を体験します。エンジンの始動から始まり、アームとヘッドの基本的な動きの確認、材をつかみ上げて、ヘッドの中で材を送り、材を積み直す、という操作を行いました。
どの学生も真剣そのものです。初めて操作するハーベスタの、ボタンの多さに戸惑いつつも、皆それなりに操作ができていました。
見学する時間が長くなるのに配慮いただき、空いている学生にグラップルの操作指導もしてくださいました。
午後からは、もう一巡の操作練習。皆、午前中よりもスムーズに動かすことができます。
最後にハーベスタのメインテナンスを教えていただきました。
初めてのハーベスタは、どうだったでしょうか。この班は、次に林内作業車、最終日にはスイングヤーダに取り組みます。このように、この授業は、班ごとに機械を換えながら3日間つづきます。ヨシカワの皆さん、引き続きよろしくお願いします。学生諸君、さあ、しっかりやっていこう。
報告:横井秀一