自力建設「既存建物の解体工事」でRCをハツる
ついに始まった解体作業
大工合宿のブログを読んでいただいたかた、ありがとうございます。
自分が書いたものに感想を言ってもらって大変嬉しく思っています。
9月9日に、今年の自力建設に動きがありましたので、ブログに書いていきたいと思います。
9月9日 ウッドデッキ解体、新規入口部解体
今回の自力建設では新しくウッドデッキを張り替え、既存の建物に新しく入口をつけます。この日は、既存格子壁の解体を行いました。東濃ひのき製品流通組合の大工さんである、鈴木さん、鈴村さんに現場でご指導いただきました。
まず、ウッドデッキの解体です。
大工の鈴木さんとエンジニア科の大脇くんが担当して既存のウッドデッキのビスをガンガン取っていきます。
1時間足らずでウッドデッキの解体が終わりました。
同時並行で、鈴村さんと私は、新しく作る入口のための解体を行っていました。
現在のほたるの川床はデッキを介してしか入れないようになっています。そのままだと来た人も入りにくいなと思い、今回の自力建設は既存の格子壁を切断して入りやすい入口を作る設計としました。
鈴村さんと一緒に既存の格子をガンガン切断していきます。格子の厚さが120㎜あるので、丸ノコで半分あたりまで切っておき、残りはノコで切っていきました。私も丸ノコを縦に使える技量があれば、丸ノコでやっていたのですが……
9日のメイン作業は入口の部分の基礎を解体になりました。
新規入口の枠回り詳細図面を書いてくれた、二年生の松下君の設計通りに基礎立ち上がりを解体していきます。
まず、グラインダーでコンクリートに解体したい部分に切れ込みをいれていきます。その後、振動ドリルで解体していきます。この振動ドリルがかなり難しい。コンクリートの上にのっているモルタルは柔らかく簡単に壊すことができるのですが、コンクリートは簡単には壊れません。振動ドリルを当ててるだけだと、コンクリートの粉を量産してしまうだけになってしまいます。どうすれば効率よく基礎を解体できるが工夫がいる作業になりましたが、夕方までかかって、ついに必要な部分の基礎まで解体ができました。
ウッドデッキと周りの木を切ってしまって、少し寂しい感じもありますが、骨組みができて建物の形ができてくると違った景色になるので、アカデミー学生は生で、遠くの方はブログで確認してもらえると嬉しいです。
木造建築専攻1年:杉山優真