495人の子どもが登録!2900人が遊びに来たよ!「みのプレーパーク」
「心が折れるくらいなら骨が折れるほうがマシだ」
ヨーロッパで冒険遊び場が始まった頃からの理念を大切に引き継ぎながらスタートした「みのプレーパーク」。そもそもは、アカデミーの学生だったS君の課題研究(卒業研究)として始めた空間が、その後市民の賛同を得て、市からの補助金を受けながら活動開始しました。
ここには、県内外の親子だけでなく過去多くの市町村や団体(時には外国からも)からの視察も訪れ、ここをきっかけに県内外のプレーパーク活動が少しずつ広がってきたという歴史を持つ「モデルハウス」のような役割も果たしてきました。
モデルといってもプレーパークには決まった形はありません。でもそこに関わる大人たち、子どもたちの思いや大切にしたいこと、感覚、空気感は同じなんでしょう。だからこそ、実際に来て、見て、体験することでこの場から、そして子どもたちや大人たちの表情や雰囲気から直接「あ。そういうことか」と理解してもらうのが大切なんだと思います。
そんな週末プレーパーク、今年はコロナ感染症の影響で最終回の3月14日(土)はやむなく中止となりましたが、それ以外は、大盛況で昨年度よりも1回少ないにもかかわらず8回開催で1316人が遊びに来てくれました。(今年度登録してくれた子どもの数は、495名)
毎週金曜にやってる平日プレーパークの参加者数を合わせると平成30年度は、2900人が遊びに来てくれました。これほどたくさんの親子が遊びに来る県立の学校も珍しいですよね。
プレーパークは「遊びや体験を提供する場所」ではないので、スタッフとかお客さんとかいう概念は存在しません。私たちは、ただ空間と道具ときっかけ、そしてさりげない過不足ない遊びのサポートをするためのプレイワーカーがいるだけです。だから保護者の皆さんも、子どもたちも「一賛同者」としてこの空間を共に創って、みんなが心地よい空間を作りながらお互いが成長し合うそんな場所にしていきたいと思っています。
片付けも、安全管理も、楽しい空間づくりも、子どもたちの見守りも、全て遊びに来たみんなで一緒にやるのが大事です。そして楽しいことやワクワクを持ち寄るのも大切。近頃はお母さんたちがお友達同士でピクニック気分で来て焚き火でお昼ご飯作りながらおしゃべりするなんてことも多くなって来ました。来年度は
morinos(森林総合教育センター)
との連携プログラムとして展開していきます。
これからもみんなでいっしょに創っていけたらと思います。そして子供たちにとってお気に入りの「居場所」としてあり続けたいと思います。
来年度の予定は以下のとおり。スケジュールに入れておいてくださいね。
「週末プレーパーク」
活 動:ほぼ毎月1回土曜 10:00〜17:00 開園(参加費ひとり100円)予約不要!
(初日のみ登録シート&承諾書への記入必要)
開 園 日:2020年: ①6/6 ②7/11 ③10/17 ④11/21 ⑤12/19
2021年: ⑥1/16 ⑦2/6 ⑧3/6
場 所:「morinos(モリノス)」
岐阜県立森林文化アカデミー(美濃市曽代88番地)の森の情報センター隣
(http://www.forest.ac.jp )
対 象:0歳から100歳まで(実際は幼児〜小学校低・中学年が多いです。)
問 合 せ:090−9239−9187(萩原)
メ ー ル: navanava@pop02.odn.ne.jp
「放課後プレーパーク」
活 動:開園期間中の毎週金曜日15:00〜17:00ごろ 予約不要! 参加無料!
(初日のみ登録シート&承諾書への記入必要)
開園期間:次の期間中の毎週「金曜日」に開催
2020年 ①6/5〜7/17 ②10/9〜12/18 2021年:③1/15〜3/5
みなさん来年度もまた遊びに来てね。
なんちゃって先生 萩原ナバ裕作