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2020年01月13日(月)

韓国・木造建築等調査研究ツアー(その3)

ソウル市内の韓屋(ハンオク)の視察を実施しました。
(1) ソウル生活史博物館 視察
(2) 西村(ソチョン)・世宗村(セジョンマウル)地区 視察
(3) 景福宮(キョンボックン) 視察
(4) 北村(プッチョン)地区 視察
(5) 仁寺洞(インサドン)地区 視察

日本における重要伝統的建造物群保存地区の施策と同様に、韓国全体として補助金などにより韓屋の保存活動に力を入れている状況です。ソウル市内では、韓屋の修景・改修事業に力を入れている地区があるため、視察しました。

北村(プッチョン)地区では、「現代(ヒュンダイ)」が地区の一画を購入し、若者(特に女性)がお客さんとして非常に多く利用するような店舗へのリノベーションが成功しています。

仁寺洞(インサドン)地区では、もともと古い廃屋が集まる地区でした。近年、若者が建物を改修し、小店舗として徐々に利用し始めて、今ではこの一画が商店街のようになっているようです。非常に多くの利用者がいました。店舗へのリノベーションだけではなく、地域の活性化が成功しています。

お店の外も、お店の中も、人でごった返しています。

建物リノベーションを中心とした地域おこしの結果、人々が集まってくるレベルが、日本とはけた違いで、びっくりしました。・・・日本も見習わなければなりませんね。

教授  小原 勝彦