樹皮付き丸太で商品開発!商品化2の授業がスタート
つい先日、商品化1の授業でお弁当箱の販売が終わったばかりですが、後期に入り、商品化2の授業が始まりました!いまだ追加注文に追われている学生もいますが、容赦なく課題は進んでいきます。今度のお題はこちら、樹皮付き丸太を使った商品開発です。
夏に作った樹皮製品が思いの外に好評だったのが事の始まり
実は写真のモノ、アカデミーの事務局や美濃市近辺で見られた方もいると思います。これは夏休みにオープンカレッジの広報カードを配布するため、スタンドも作って一緒におかせてもらおう~と量産して作ったカード立てです。
こちらのカード立て、思いの外好評を頂き、いくつかのところから「うちのお店で販売できないかしら?」「このカード立て、売ってもらうことってできないの?」という引き合いがあったんです。
ほほう、と思ったところで、この件はしばらく寝かせていたのですが、
樹皮付き丸太には実は色々と市場のニーズがあるのではないか?
今まで山に捨てられていた小径木の資源化ができるのではないか?
と思うようになったんです。
そこで今回、商品開発や事業化を考える木工専攻の授業で「樹皮付き丸太の商品化」に取り組むことにしました。
ただ、木の種類によっては皮が剥がれてしまう物も多くあります。そのような樹種も場合によっては使いながら、商品開発と事業化のトライアルに取り組んでいく予定です。
今回の授業で取り組むこと
今回は可能であれば、商品開発だけでなく、実際に試験販売を行うところまで取り組めたら良いなと考えています。
今のところ、いち授業の取り組みではありますが、山側の人も色々とアイデアを持っていそうな素材です。この先、林業と作り手が近くにいるアカデミーならではのアイテムが生まれた良いな・・と期待しています。
この授業の様子は学生達がブログで発信していきます。
今回のこの授業では、学生達の勉強のために新しくブログを開設して情報発信も行っていくことにしました。その名も「森と街のフェアトレード」です。
この学生達が発信するブログから、商品開発の様子を順次お見せしていきたいと考えています。
励みになりますので、ちょこちょこのぞきに行ってみて下さい。
木工専攻 講師
前野 健