長野林大と共同で高性能林業機械の実習です
毎年恒例の長野県林業大学校との共同林業機械実習を行いました。
参加したのは、エンジニア科2年生の林業コース、クリエーター科林業専攻の2年生です。
アカデミーでは昨年度、高性能林業機械を使った実習を充実させるべく、
スイングヤーダ、グラップル、フォワーダを購入しました。
今回はその3台に加えてハーベスタをレンタルし、
伐倒(ハーベスタ)、集材(スイングヤーダ)、運搬(フォワーダ)の実習を行いました。
スイングヤーダは演習林に据えつけして、実際に集材しています。
ハーベスタは土場で、伐倒および造材の練習です。
さらに今年はハーベスタのシミュレータも導入し、どのような場合に転倒事故が起こるかなど、
安全な使い方について学びました。
スイングヤーダで集材した演習林の木は造材した後に、フォワーダで土場まで運搬しました。
グラップルはアカデミー所有機2台と、レンタル1台で合計3台あり、みんなで木の円盤を乗せていくゲームをしながら、操作を習熟してもらうようにしました。
総勢40名弱の大人数での研修でしたが、毎日ヒヤリハットを共有しながら、無事何事もなく研修を終えることができました。
最後は夕立に降られたので、室内にて記念写真です。
今年度は長野県林業大学校にて、京都府立林業大学校、岐阜県立森林文化アカデミーの3校が集まり、伐木選手権が開催されます。またの再会を約束して、研修を終えました。皆さまお疲れ様でした!
岐阜県立森林文化アカデミー 杉本和也