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2019年06月21日(金)

長野林大と共同で高性能林業機械の実習です

毎年恒例の長野県林業大学校との共同林業機械実習を行いました。

参加したのは、エンジニア科2年生の林業コース、クリエーター科林業専攻の2年生です。

 

アカデミーでは昨年度、高性能林業機械を使った実習を充実させるべく、

スイングヤーダ、グラップル、フォワーダを購入しました。

 

今回はその3台に加えてハーベスタをレンタルし、

伐倒(ハーベスタ)、集材(スイングヤーダ)、運搬(フォワーダ)の実習を行いました。

 

スイングヤーダは演習林に据えつけして、実際に集材しています。

こちらが昨年度購入したスイングヤーダです。

 

 

ハーベスタは土場で、伐倒および造材の練習です。

サイズは0.25m3で、ケスラのストローク式です。

さらに今年はハーベスタのシミュレータも導入し、どのような場合に転倒事故が起こるかなど、

安全な使い方について学びました。

ハーベスタのシミュレータで、実際に機械に乗っているかのように、伐採や造材を行うことが出来ます。こちらはレンタルです。

 

 

スイングヤーダで集材した演習林の木は造材した後に、フォワーダで土場まで運搬しました。

こちらはアカデミーで購入したフォワーダで、3t積です。

 

グラップルはアカデミー所有機2台と、レンタル1台で合計3台あり、みんなで木の円盤を乗せていくゲームをしながら、操作を習熟してもらうようにしました。

アカデミー所有のグラップルで、サイズは0.25m3です。

 

総勢40名弱の大人数での研修でしたが、毎日ヒヤリハットを共有しながら、無事何事もなく研修を終えることができました。

最後は夕立に降られたので、室内にて記念写真です。

 

今年度は長野県林業大学校にて、京都府立林業大学校、岐阜県立森林文化アカデミーの3校が集まり、伐木選手権が開催されます。またの再会を約束して、研修を終えました。皆さまお疲れ様でした!

 

岐阜県立森林文化アカデミー 杉本和也