【一般向け住育】クラシドひろば2019への出展
木造建築の新しいかたち(その117)木質構造に関する住育の取り組み
ブログを御覧いただいていると、私小原は学生や実務者向けのことしかしていないように思われがちですが、一般向けの講座やイベントなども企画・運営・実施に関わっています。そのうちの一つに岐阜新聞社さん主催の「クラシドひろば」があります。
5月11日(土)、5月12日(日)の2日間にわたり、岐阜県産業会館(岐阜市内)にて「クラシドひろば2019」が開催されました。出展社は以下になります。
【ハウスメーカー】・積水ハウス・大和ハウス工業・セキスイハイム中部・へーベルハウス・パナソニック ホームズ・トヨタホーム岐阜・ミサワホーム・住友林業・日本ハウスHD
【ハウスビルダー】・積和建設
【工務店】・アキュラホーム・新和建設・篠田建設・一新建設・エアロハウス・森住建・岐阜工務店・栃井建設工業・大政建築・住生活空間(ウッドレーヴ)・伸和建設・グランハウス一級建築事務所
【リノベーション】・ファイブセンス
【金融/保険】・十六銀行・大垣共立銀行・岐阜信用金庫・大垣西濃信用金庫・おうちの買い方相談室・住宅金融支援機構
【設備関係】・タカラスタンダード
【不動産】・うかい不動産・住まいのコンサルタント S&E
【自動車】・MINI岐阜
【健康/美容】・POLA ・資生堂
【学校・各種法人】・岐阜県しろあり対策協会・岐阜県立森林文化アカデミー・一般社団法人ジャパンテーブルコーディネート協会
森林文化アカデミーブースでは、「アカデミークイズ」と「アカデミーぬりえ」を行いました。
「アカデミークイズ」は、アカデミーのパンフレットの中に答えがあるクイズです。
「アカデミーぬりえ」は、連携協定を結んでいるドイツのロッテンブルグ大学に関連して、ドイツ・チュービンゲンの街並みを塗絵しました。日本のこどもたちが塗ったドイツの街並みを、機械があればドイツのロッテンブルグ大学へお渡ししようと考えています。
また、木造建築の設計に関わるさまざまな現状や課題を知ってもらい、この分野への進学や就業の参考にしてもらうための「木造建築オープンセミナー」を開催しました。いわば森林文化アカデミーの「学校紹介&公開出前授業」です。当日は、①木造建築の性能設計の重要性を知り、特に熊本地震の被災状況から耐震の性能設計の重要性(5/11)、②熊本地震でも建物に大きな被害が見られなかった制振ダンパー(5/12)についてお話しました。更に、今どのような木造建築の仕事が求められているのか、森林文化アカデミーの卒業生たちの活動も紹介しました。
さらに、岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアムの紹介と、コンソーシアム会員企業「ライン工業」さんの技術開発の御紹介、森林文化アカデミー受託研究(委託者:住友理工株式会社さん)の研究成果の公表などを行いました。
2日間で347名の方々に御参加いただきました。ありがとうございました。
教授 小原 勝彦