体験×林業で魅力を伝える【林業インタープリテーション】
後期のエンジニア科2年生向け実習【林業インタープリテーション】が行われました
そもそも林業にはどんな仕事があるのか・その林業が抱える課題は何なのか・林業の魅力ってどんなところにあるのだろうか?ブレインストーミングで洗い出すことから始まります
学生たちが感じる魅力の一つに【林業の道具】というキーワードがあり、そこから現場で使用される様々な道具に話題が広がってきました。そこで、今回の実習の最終目的は県内の小中学校への出前授業を行い『実際の道具を使うことで、林業の魅力を感じてもらう』という大きなテーマが決まりました。
頭を悩ませながら、体験一つ一つに魅力を伝えるエッセンスを組み合わせていきます。「ただ道具を使うのだけではなくて、班で協力をすることでの対抗戦にしてみる?」実際の動きを想定することで、机上で考えていたプランがより具体性を持った体験に変化してきました。
さて、今年の実践フィールドは中津川市と関市の小学校・中学校2校です。以下に少しだけ当日の様子を紹介します
林業のすべては伝える事は出来ませんが、森の整備の一部・木材の運搬~利用(木こりの運動会)までの一部を体験してもらえるプログラムになりました。
体験は子どもたちの反応も良く、安全管理もしっかりと行うことが出来ました。色んな切り口からアプローチした林業の魅力も伝える事が出来たのではないでしょうか。また、最初に皆が課題として感じていた「興味を持ってる人が少ない」というキーワードには大きく貢献できたのではないでしょうか。それを裏付ける様に、学校の先生から「将来、林業の仕事もいいな」と関心をもった子がいると報告がありました
学びの多い林業×環境教育の実践現場でした
報告:新津