第五回 全国林業大学校対抗伐木選手権(三林大伐木選手権)初日
アカデミーと京都府立林業大学校,長野林業大学校の3校は,2014年から毎年,三林大伐木選手権を行なっています。5回目となる2018年の今年も,11月15日〜16日にかけて開催されました。ホスト校は毎年持ち回りとなっており,今年は私たち森林文化アカデミーです。初日の15日のお昼に,京都林大と長野林大のメンバーがアカデミーに到着しました。
初日のメインイベントは親睦を深めるためのオリエンテーリングです。開会式の後,くじ引きで三林大の合同チームを16チーム作成し,森林環境教育専攻の新津先生によるアイスブレイクを行いました。メンバーがお互いに打ち解けた後,オリエンテーリングの内容を説明し,ルートを決めたら順次出発です。
オリエンテーリングの内容は,演習林の地図を片手に,演習林に設置された10箇所のチェックポイントを回り,その際に,チェックポイントに配置されたキーワードをメモし,それらから導き出される樹種の枝を採取してスタート地点に戻ってくるというものです。今回は,チェックポイントを回った証として,正確にキーワードをメモすることも評価の基準としました。
チェックポイントのいくつかは尾根や谷の奥に設置されているため,全部を回るのにはそれなりの時間がかかります。早い班は1時間強,最後の班は2.5時間ほどかけてスタート地点にもどってきました。ただし,オリエンテーリングの結果は,キーワードの正確さやクイズの正解・不正解も込で評価します。結局,正確なキーワードで正解にたどり着き,かつ最も早く帰ってきたのは5番目に到着したグループでした。早いだけではダメなんです。
夕方から,学内の森の情報センターで懇親会を行いました。懇親会では,オリエンテーリングの結果発表と賞品授与を行いました。その後,林大毎に学校紹介を行いました。それぞれの学校の学びの特徴も分かり,お互いの理解を深めることができました。
教員:玉木