ドイツ・サマーセミナー2018報告4
9/19(4日目) Aグループ テュービンゲン大学植物園・馬搬・市街地見学
第四日目は、テュービンゲン大学植物園を見学しました。テュービンゲン市は学園都市で人口80,000人の内、約3割が学生・教職員だそうで、治安の良い街だそうです。1477年に創設された歴史のある大学で、哲学者ヘーゲル、天文学者ケプラーも学んだ。植物園の敷地面積10ha、温室面積3000m2、5大陸10,000種の植物があるそうです。この植物園の歴史も深く、ドイツ植物学の父の三人の内の一人である、医師・植物学者レオニハルト・フックス(1501—1566)によって薬草園として創設されたそうです。その後のシーボルトのようなドイツの植物学者がこつこつと世界中の植物を集め、研究をしたのだと思われます。
午後は、演習林内で、馬搬を見学するプログラムです。特にドイツで馬搬が盛んなわけではなく、ドイツでも職業としている人は2人しかいなく、後継者もいないそうです。この日のために、実演してくれました。間伐の際は、木を傷めることなく、環境負荷も少なく運べるというメリットがある。馬はフランス産の種だそうです。力強いばん馬です。
余った時間で、ネッカー川の沿いのロッテンブルグの中心地を散策しました。中世の面影を残す、教会を中心とする非常に美しい街でした。感動しました。
クリエーター科1年 林業専攻:元村