ドローンを林業に活かす
林業にドローンを活用しよう! ~第2弾~を開催しました。
今回は林業事業体、大学生、コンサルティング会社など様々な職種の方が参加しておりました。
今回も第1弾に引き続きまして、合同会社 空創技研プロペラの櫻井様に講師として来ていただきました。
まずはドローンの基礎知識から、
価格と性能の関係や、バッテリーの持ち時間など、これから購入を考える方にとって大事な基礎知識を教えて頂きました。
次にただ写真を撮るだけではなくて、ドローンを使ってできる測量技術について教えて頂きました。
もともとドローンに特有の技術ではなく、写真測量という昔ながらの技術を使って、ドローンで写真をとったものを解析して3Dモデルを作成します。
どのようソフトがあるのか、解析にどれくらいの時間が必要なのか解説していただきました。
続いて、リードロープ架設を行いました。DJI社のインスパイヤを用いてリードロープを先柱まで運んでいます。実演場所は平地でしたが、実際の山の斜面をリードロープを持って運ぶのは大変なので、ありがたい技術です。アカデミーと空創技研プロペラさんと共同研究していますが、300m程度なら農業用資材PPを用いて運ぶことが出来ます。それ以上の距離でもまだ余力があります。
ドローンの下についているのは、空創技研プロペラさんが開発したもので、リードロープを自動で落下させる装置です。
ドローンの活用については、性能が日々向上していることもあって、現場で活かせる内容もどんどん進化しています。また新たな知見が得られれば、このような研修を開催したいと思います。