涌井学長に示せ『18期自力建設』
みなさん、JIRIです。
本日は森林文化アカデミー木造建築専攻の1年生4名が、涌井史郎学長に『18期自力建設』をプレゼンしたので、その一部を報告します。
これまで森林文化アカデミーでは、森のようちえんのお子さんたちが利用する「四寸傘」や「ソマハット」、「オアシス」など、そして学生自身が利用する「風の纏」や「ホタルの川床」など、学生や教職員が利用する施設も含め、17の施設を学生が中心となって建設してきました。
今回の18期生は、先輩が建設した「桂の湯殿」を改修しながら、一層アドバンスするチャレンジをしており、4名の学生がどのような提案をしたのかを涌井学長に説明して、最終的に棟梁に選出された牧原さんが中心となって、4名の合体案を示しました。
現在のペレットボイラーの代替案は、エコキュートや太陽熱温水器など様々なランニングコスト、初期投資コストなども勘案して、先輩たちの意匠を壊すことなく、いかにアドバンスさせるかを検討した結果をプレゼンしました。
涌井学長は模型を手に、どの角度から風が入り、どう抜けるのか。 光環境はどうか? 立地条件からして相当湿気ることを考えると「畳」は大丈夫なのか? 目線は常に『現地現物主義』です。
最後に学長は、「今回の改修+新築案」について、周辺のランドスケープと調和した総合的な建築を考える重要性や、「建物を鳥瞰図で見るとマイマイの姿に見えないか」というような、視点の違った有用なアドバイスをされたのです。
さあ、1年生のみんさん、木造建築の先生や外部の先生方の力を借りながら、自分にとって達成感有る自力建設に仕上げてください。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。