森のようちえん「森のだんごむし」がスタート!
今年も森のようちえん「野外自主保育 森のだんごむし」が森林文化アカデミーの演習林を主な拠点に始まりました。今年は8組の親子でのスタート。子供も親も毎日の保育を通して成長する長〜い長〜い生涯学習です。
先週は恒例となったもち米の田植えを行いました。これまた長〜いおつきあいのアカデミー卒業生、加納吉廣さん(通称とっさん)の地元、寺田(関市中之保地区)の田んぼをお借りしてのお米作りです。
このもち米は、年末の餅つきと、来年度の入園式に作るお餅になります。できたお餅は、子供達と一緒にいつもフィールドにしているアカデミー演習林内の山の神様にお供えします。
そんな「餅つき&山神へのお供え」を毎年恒例にしているちょっと変わった入園式を今年の4月も実施しました。昨年度の年長さん(今はもう卒園して小学1年生)と一緒に田んぼで作ったもち米を使います。
みんなでぺったらぺったんお餅をついて山の神にお供えするのが「森のだんごむし風 入園式」。お父さんもお母さんも子どもたちもみんなで一緒に「よいしょ!」と声をかけたり、わははと笑いながらの餅つきです。使わせていただいてる臼は、我らが副学長ジリさんこと川尻さんからお借りしたもの。
ありがたいことに、森のだんごむしは、皆さんに支えられています。
お餅ができたら、いよいよ山の神さまへのご挨拶へ。子どもたちが道すがら花を見つけては飾りけをしてお供えにいきます。「今年度も新しい子どもが入りましたよ〜。今年もよろしくお願いします!」といった感じでお願いしました。
そんな来年度の入園式に向けて、今年ももち米づくりが始まりました。これからお母さんたちは、雑草引きを交代でしながら手間暇かけて大事に大事に育てていきます。美味しいもち米になりますように。
子どもたちも、もち米も、そしてお母さんたちも、山の神様や森や田んぼ、そして多くの人たちに見守られながらぐんぐんぐんぐん成長していきます。
なんちゃって先生 萩原・ナバ・裕作