林木育種・育苗2018第3回
今週3回目の,春の苗畑繁忙期の最後の作業は種まきです。種の数の調べ方や苗の生産量の見込みの計算などの説明を教室でした後,苗畑へ行き,まずは播種床の調整を行いました。昨日,ある程度の畝を作ってあったのですが,さらにダマを崩し,石を取り除き,丁寧に播種床を整えました。そして,発芽処理をしておいたスギとヒノキ,コウヤマキの種子を蒔きました。
ヒノキの種を蒔いているのはエンジニア科1年生の日紫喜君です。このヒノキの品種は益田5号で,少花粉の性質を持っています。今回はスギ・ヒノキ共に少花粉品種をもらってきて蒔いています。
覆土したら,乾燥と飛散防止のための藁を敷きます。写真は,藁が飛ばないようにビニール紐で押さえている様子です。最後に水やりをして完成です。うまくいけば,2週間ほどで発芽してきます。発芽し始めたら敷き藁を外して寒冷紗をかけます。それも授業でやる予定ですので,次回の報告をお楽しみに。
教員:玉木