信州長野の高級両刃鋸『真道勝雄』の寄贈を受けました。
長野県の原村大久保にあった真道鋸製作所、ここで制作される高級両刃鋸『真道勝雄』は信州長野の名品として有名な鋸でした。
しかし真道さんは3年ほど前に工場を閉めたたね、残った両刃鋸を高山市の長瀬土建、長瀬雅彦社長を介して寄贈してくださいました。
長野県原村は昭和20年代前半まで鋸製造業者が約20社あり、諏訪地方で生産量が最も多く約2万5千もの両刃鋸を生産していたそうです。真道さんは兄弟で2代目として、鋸製造を村内で最後まで続けて来られましたが、近年の大工さんや木工職人さんが替刃式鋸やチップソーなどを利用するようになり、とうとう廃業されたそうです。