自力建設「里山獣肉学舎」建方前半レポート!
こんにちは。Cr1年の坂田です。
建て方開始から早くも10日近く経過しました。
ここ最近は、その日をあまり振り返る間もなく1日1日が過ぎています。さてブログを書こう、ということで撮りためた写真を眺めてみると、こんなに沢山の工程を既に経たのかとビックリ。本当にあっという間ですね。
今回の建て方の授業では、エンジニア科の学生も参加しています。6月頃からACパネル作成や大工合宿等で、一緒に自力建設に携わってもらっています。
この建て方では、今までどことなく面倒臭さを匂わせながら作業していたエンジニア科の学生も(すいません)、作業が進むにつれて乗ってきて、「作業は終わりだよ」と言っても手を休めない姿がありました。作業に熱中していくその姿をみて、自分自身とても嬉しかったと同時に、ものをつくることの「面白さ」を改めて考えさせられました。建築未経験者による設計施工の良さは、ものをつくることの「面白さ」を自分達が体感できるところだと思います。
その一方で、職人さんの仕事と自分たちの作業の生み出すものの間には大きな違いがあると感じました。仕上がりとか表層的な話だけではなく、作ったモノに対する責任感といえばいいのでしょうか。
例えば、素人感のでたエイジング加工のほうが、綺麗に仕上げられたものよりも受け入れられる場合もあるみたいですが、職人さんの仕事の重要度は、「コスト」や「面白さ」などとは別の次元の話のように思います。どちらがいい、どちらが悪いという話ではないですが・・・。
モノを作ることの「面白さ」はもっと伝えていくべきと思うのと同時に、職人さんの仕事の重要さを理解した上で建築に携わっていけたらと思います。
クリエーター科1年 坂田