手計算で挑戦! 許容応力度計算
木造建築の新しいかたち(その77)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「木造建築の許容応力度計算演習」を開催しました。この一連の研修は全10回となっていて、モデルプランに基づいて構造計算を手計算でひととおり実施する研修となっています。仕事帰りに「ひと勉強」ということで、各回18:00~21:00に開催しています。
第6回は『水平構面のせん断力に対する検定』について開催しました。
水平構面の検定は、壁量計算の概念には無い構造計算特有の概念の1つです。構造計画をする際には、耐力壁線に挟まれた水平構面を計画していくのですが、吹抜があったり、階段室があったりすると水平構面の構成が難しくなります。
皆さん一生懸命、演習を実施していました。
准教授 小原 勝彦