心地よいエコハウスのつくり方３（専門技術者研修）

専門技術者研修「心地よいエコハウスのつくり方（全３回）」の３回目を開催しました。

第一回は計画編として７つのステップの内、

STEP １：気候特性を読む
STEP ２：地域環境を読む
STEP ３：暮らしを読む
STEP ４：プランニングを行う

を解説しました。

第二回は温熱設計編として、

STEP ５：躯体性能をデザインする
の断熱性能と日射熱制御性能

を解説しました。

最終回となる第三回は、

STEP ５：躯体性能をデザインする
の日射熱制御性能（続き）と気密性能、防露性能

STEP ６：エネルギー性能をデザインする
STEP ７：暮らしのメンテナンスをする

を行いました。

私が作成した「環境デザインサポートツール」を用いながら省エネ基準の適判で必要な外皮平均熱貫流率UA値や外皮平均日射熱取得率ηA値を計算したり、防露性能を検討したり行いました。

エネルギー設計では、自立循環型住宅のWEBプログラムを用いて、さまざまな条件でのエネルギー消費量の比較を行いました。

最終回はあいにくの雪模様で参加できない方もおられましたが、動画を撮影し共有しました。

今後オンデマンドで今回の講座の限定配信も計画しています。

今回の講座は、私の著書「ぜんぶ絵でわかる７ エコハウス」をベースに研修用に整理した内容で話しています。

教授　辻充孝