チェーンソーの可能性を広げる:ログワーク実習
本年度から新しく開講した「ログワーク実習」
林業では必須の道具でもあるチェーンソーですが、チェーンソーの取り扱いは実に奥深く
刃の回転する向きや対象に当てる部分を工夫することで様々な加工が出来るようになります。
今回の実習フィールドは七宗町にご協力いただき
町有林で実施することになりました
今回のフィールドは、2024年度から教員の新津が関わり地域の関係人口創出の為のフィールドとして継続して活動いく場所になります。いつの日か子供や地域の人々が気軽に立ち寄れる場所になれる様に、危険木や枯損木の除去も兼ねています。
まずは、獣害の被害にあったヒノキを伐倒しそれを今回の教材として使わせていただきました
ログビルダーとしての経歴を持つ塩田先生によるノッチ加工についての実演
つづいて、木目とチェーンソーの相性についての理解をし
丸太のスツールづくりの実践
チェーンソーでの製材と製材面の仕上げ
スクライバーを利用して組み合わせる為の線を引いていきます
最初の復習でノッチを刻んでいきます
丸太とノッチ仕上げの組み上げで見事にピタリ!
短い時間ではありましたが、様々なチェーンソーの取扱い方を知ることで、より安全に適切に扱う事が出来るようになったのではないでしょうか。危険と言われることが多いチェーンソーですが、この実習を受けた学生にとってチェーンソーが良きパートナーになってもらえれば幸いです。
実習を行うにあたり
ご協力いただきました七宗町の堀部様(アカデミーOB)ありがとうございました