【授業報告】CLTについて学びました
クリエーター科とエンジニア科林産業コースの選択授業「木質材料学」の中で、
いま話題の「CLT(Cross Laminated Timber、直交集成板)」について学びました。
・・・といっても、県内にCLTの製造拠点はありませんので、
CLT製造国内最大手の銘建工業㈱より、開発事業を担当している渡部氏を招いてその概要について説明してもらいました。
特に、どのように品質管理を行っているのかについては丁寧に説明してくださいました。
授業後半では、実際に3層4プライ、30センチ角のCLT※の製造体験をしてもらいました。
(※品質管理の際に使用されるサイズとのことです)
ラミナの切削(プレーナー)不十分だったり、
接着剤塗布から圧締までの時間をわざと長くした「不良品想定」のCLTも製造しました。
やはり、体を動かしてその材料の特徴、製造工程を学ぶことは重要ですね。
完成したCLT・・・。
とりあえず、ベンチにでもして使用してみようかな・・・。
最後に、ご多忙の中でこの講義の準備をしてくれた銘建工業㈱の渡部氏、
アシスタントをして頂いた同社の井上氏、神田氏に深謝いたします。
講師 石原 亘