ついにやってきた上棟式の瞬間!(自力建設2024「栞」)
10月17日、本年度の自力建設プロジェクト「栞」の上棟式を行いました。
参加者全員が無事にこの日を迎えることができましたことに感謝しております。
上棟はマイルストーン(中間目標地点)でした、日々建物が形をなしていく様子を見て、皆がそれぞれの達成感を感じております。
自立建設においてご指導いただいた職人や先生方に心より感謝申し上げます。東濃ひのき製品流通協同組合の大工鈴村さん、森下さん、瀬尾さん、見守ってくれた坂井さんには深く御礼申し上げます。さらに、長年アカデミーの自力建設を指導してくださりの鈴木さんが若くして亡くなられたことは非常に残念です。今年の大工合宿でも前半まで病に耐えつつ刻みの指導を続けられました。近年の自力建設ブログを見返すたびに鈴木さんの姿が浮かびます。天国でどうか安らかにお過ごしください。
整地作業を助けてくださったYuta先生や様々なご支援をいただいた杉本先生、部品加工を担っていただいた前野先生、そして施主である渡辺先生に深く感謝いたします。建築2年の先輩方にはさまざまな面でご協力をいただき、また人手が足りない時に駆けつけてくれた学生の皆さんにも感謝の意を表します。
建て方の作業が12日に終了したのち、この日に直会を行いました。三輪さんをはじめとする二年生の先輩方、これまでのご支援に感謝いたします。
上棟式の流れとしては、施主である渡辺先生、副学長、施工者として東濃ひのき製品流通協同組合代表兼21期棟梁の坂井さん、そして今年の棟梁銭より発言があり、その後、楽しい菓子まきの時間となりました。上棟式は終始和やかな雰囲気の中で幕を閉じました。
これからは造作の段階に入り、設計と施工を順序立てて進めていきます。竣工に向けて最後まで尽力してまいります!
建築専攻一年 棟梁 銭鼎琨