地鎮祭のご報告（自力建設2024「栞」）

地鎮祭は、建物を建設する際に、その土地の神様に建設の許可をいただき、工事の安全を祈願する儀式で工事の着手前に行われます。今年も工事着手前に工事の安全を祈願して地鎮祭を執り行いました。遅くなりましたが、その様子をご報告いたします。

１）準備

山へ竹を刈りに行き(1)、建設地を地均しし(2)、祭壇を組み盛砂を作り(3)、紙垂を手作りし(4)、敷地の四方に青竹を立て、しめ縄を張り(5)、玉串となる榊に紙垂を取り付け(6)、お供えを整え、道具を揃えて

当日を迎えました。晴天に恵まれました！

２）地鎮祭

雅楽が流れる中、神職に続き、想定施主の渡辺先生、棟梁の銭氏（設計担当役）、増岡氏（施工担当役）が入場し(1)、関係者が集まります。神職による祝詞奏上、四方祓いの儀(2)、地鎮の儀(3)、玉串奉奠(4)など、一連の流れで、こちらが驚くほど立派な儀式を執り行っていただきました。

最後に、棟梁から参列者の皆様へのお礼の言葉があり、つつがなく終了しました。

朝から日差しが強く暑い中、渡辺先生をはじめ参列いただいた皆様、儀式の準備のアドバイスから当日には神主役を務めて儀式を取り仕切り、多大なご尽力をいただいた三輪氏に、心より感謝申し上げます。無事故無災害で竣工を迎えられるよう、努力してまいります。

また、地鎮祭前の植栽伐採の伐根作業には、杉本先生にご協力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

木造建築専攻　葛山