駒沢女子大のみなさんがアカデミーに来校
本日、駒沢女子大 人文学部 住空間デザイン学科の学生さん20名、教員の方3名がアカデミーにやってきました。
日本建築学会技術賞のアカデミー校舎と、同じく日本建築学会教育賞の自力建設の建築教育を熱心に見ていただきました。
ちょうど、学内案内中、林産業コースの製材の授業が行われていました。
杉丸太から板材を製材している状況でしたが、初めて製材を見る学生さんばかりで、すごーいといいながら興味深く見入っていました。
アカデミーにいると、割と見慣れてきますが、建築やっているプロの方でも製材を間近に見る機会はなかなかありませんので貴重な体験です。都市部にいると、樹木や木材に触れたり関心をそそるような状況が少ないようで、学内の自然の中に点在する校舎群と、その隙間から見える景色など、関心が高そうです。
自力建設の設計の工夫など、計画においてもいろいろなことが可能なんだなと感じてもらえるとありがたいです。
もちろん、アカデミー校舎の木材の特徴を活かした構造や、北川原さん設計の空間構成など、建築的にも見どころ満載です。
昨日までの雨が空気中のチリを落としてくれたおかげで、気持ちいい天気の中、2時間半ほど見ていただきました。
特に学内で伐られた木材がそのまま製材され、加工されて建物になっていく一連の流れを体験できるのに驚かれていました。
建物、教育におけるアカデミーの良さの実感は、やはり来て見ていただくのが一番です。
都合が会えば教員が案内しますので、お声がけくださいね。
准教授 辻充孝