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2017年09月07日(木)

信州大学の伊那演習林で、長野林大と林業機械実習を行いました

信州大学、長野県林業大学校、岐阜県立森林文化アカデミーの3者で連携交流覚書の調印式がありましたが、

信州大学を含む三学校で連携交流覚書調印

その後、学生たちは信州大学の手良沢演習林で実習を行いました。

 

以下の5班に分かれて実習です。

 

最新の油圧型集材機

リフチングライン、エンドレスライン、ホールバックラインのインタロック機構があり、簡単な操作でホールバックラインを荷掛け地点まで引き寄せることができます。また先山でのリモコン操作も可能です。

スイングヤーダ

0.25サイズのスイングヤーダです。列状間伐を行い、集材を行います。アカデミーでの皆伐作業と異なり、上げ荷なので、張替が簡単です。

小型ハーベスタ

小型のハーベスタです。ストローク式でスイングで木寄せした材を引き上げながら造材します。

グラップル

グラップルです。信州大学ではSGEC認証を取得しており、トラックに積み込む時点で、刻印を打ちました

路網開設

バックホウによる路網開設です。今回はすべて機械は縦旋回(コマツ方式)での実習で行いました。アカデミーでは横旋回(ISO方式)でしたので、皆戸惑ったようです。

 

今回は、油圧型集材機は前田製作所様、スイングヤーダはイワフジ工業様、小型ハーベスタは日立建機レック様、それぞれメーカーの技術者が指導員として、学生の操作指導に当たりました。おかげさまで、ただ操作するだけではなく、機械の仕組みから安全な操作方法まで教えて頂くことができました。

 

また長野林大の学生さんたちとも1泊2日で交流することができました。また11月には京都林大も併せて3林大の伐木選手権が京都で開催されます。交流が深まり将来の林業を支える人たちのネットワークが出来るといいですね。